不動産の税は種類が多く混乱しがち。国税と地方税、そして『取得・保有・譲渡』のどの場面でかかるかを横断整理しましょう。
先生、不動産の税、種類が多すぎて頭がこんがらがってきた…整理する方法ない?
いい相談ね。
2つの軸で整理すると一気にスッキリするわ。
1つ目は『国税か地方税か』、2つ目は『取得・保有・譲渡のどの場面か』よ。
まず課税主体で分けます。
国税は登録免許税・印紙税・所得税・贈与税・相続税。
地方税(都道府県税・市町村税)は不動産取得税・固定資産税・都市計画税です。
地方税は取得のときと保有のときに分かれるんですねぇ?
そう。
地方税でいうと、不動産取得税は『取得』の場面、固定資産税と都市計画税は『保有』の場面よ。
取得は都道府県税、保有は市町村税、という対応も覚えやすいわね。
国税のほうは、どの場面にかかるの?
登録免許税は登記(取得等)、印紙税は契約書の作成、所得税は売って利益が出た『譲渡』の場面、贈与税・相続税は無償取得の場面ね。
場面ごとに並べると、抜け漏れをチェックできるわ。
課税標準の共通ルールも便利です。
不動産取得税・固定資産税・登録免許税の課税標準は、いずれも原則として固定資産税評価額を用います。
ここは横断で問われます。
国税と地方税・取得保有譲渡の場面・課税標準は固定資産税評価額、って軸で押さえますねぇ。
確認クイズ
不動産の税の分類に関する説明として正しいものはどれか。
- 固定資産税は、国が課す国税である
- 不動産取得税・固定資産税・登録免許税の課税標準は、原則として固定資産税評価額である
- 登録免許税は、不動産の保有に対して毎年課される税である
- 所得税は、不動産を取得した場面で課される地方税である
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正解: 2. 不動産取得税・固定資産税・登録免許税の課税標準は、原則として固定資産税評価額である
不動産取得税・固定資産税・登録免許税の課税標準は原則固定資産税評価額が正解。固定資産税は地方税(選択肢1は誤り)。登録免許税は登記の場面(選択肢3は誤り)。所得税は譲渡の場面の国税(選択肢4は誤り)。