免除科目の建物分野では、木造・鉄筋コンクリート造などの構造の特徴や、耐震・免震・制震の違いが問われます。基本を押さえましょう。
先生、建物の『構造』って、種類ごとに特徴があるんですかぁ?
あるわ。
代表は木造、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)ね。
それぞれ長所と短所があるの。
木造は軽く加工しやすく戸建てに多いですが、火災や腐朽に弱い面があります。
鉄筋コンクリート造は、圧縮に強いコンクリートと引張りに強い鉄筋を組み合わせ、耐火性・耐久性に優れます。
鉄骨造は、粘り強く大空間を作りやすい一方、熱に弱いため耐火被覆が必要です。
地震に強くする工夫にも、いくつか種類があるって聞いたけど?
あるわ。耐震構造は建物自体を頑丈にして揺れに耐えるもの。
免震構造は、基礎などに免震装置を入れて揺れを建物に伝えにくくするもの。
制震構造は、ダンパーなどで揺れのエネルギーを吸収するものよ。
耐震・免震・制震、名前が似ていて紛らわしいですねぇ。
覚え方は『耐震=耐える、免震=免れる(揺れを伝えない)、制震=制する(揺れを吸収)』ね。
この3つの違いを押さえておけば十分よ。
コンクリートは圧縮に強く引張りに弱い、鉄は引張りに強く熱に弱い、という素材の性質を理解しておくと、構造の特徴が納得しやすいです。
RCは耐火耐久・S造は大空間で熱に弱い・耐震免震制震の3つ、って押さえとこ!
確認クイズ
建物の構造に関する説明として正しいものはどれか。
- 鉄骨造は熱に強く、耐火被覆は一切不要である
- 免震構造は、建物の柱や梁を頑丈にして揺れに耐える構造である
- 鉄筋コンクリート造は、耐火性・耐久性に優れる構造である
- コンクリートは、引張りに強く圧縮に弱い材料である
こたえを見る
正解: 3. 鉄筋コンクリート造は、耐火性・耐久性に優れる構造である
鉄筋コンクリート造は耐火性・耐久性に優れるのが正解。鉄骨造は熱に弱く耐火被覆が必要(選択肢1は誤り)。柱梁を頑丈にするのは耐震構造(選択肢2は誤り)。コンクリートは圧縮に強く引張りに弱い(選択肢4は誤り)。