免除科目の土地分野では、地形ごとの宅地としての適否や、災害への強さが問われます。安全な地形と危険な地形を押さえましょう。
先生、宅地として安全な土地を、もう少し詳しく知りたいです。
いいわね。
基本は『高くて・古くて・地盤が安定した土地』が安全、『低くて・新しく・水を含みやすい土地』が危険、と覚えるといいの。
安全なほうから見ましょう。
台地・段丘は、水はけがよく地盤が安定していて、宅地に適します。
ただし、台地でも縁辺部(へり)は崖崩れの危険があるので注意が必要です。
反対に、危ない地形はどんなところ?
低地は一般に危険よ。
特に、昔の川の跡である旧河道、三角州、後背湿地、埋立地・干拓地などは、地盤が軟弱で洪水や地震の被害を受けやすいの。
山を切り開いて造成した土地は、どうなんですかぁ?
造成地は、切土の部分は比較的安定しているけど、盛土の部分や、切土と盛土にまたがる部分は地盤が不均一で、地震のときに被害が出やすいの。
谷を埋めた盛土地も要注意ね。
扇状地は、土石流の危険がある一方で、水はけはよい面もあります。
地形は『一長一短』のこともあるため、選択肢が『絶対安全』と断定していたら疑うのがコツです。
台地は安全でも縁辺部は注意・低地や旧河道や盛土は危険・断定選択肢を疑う、って押さえとこ!
確認クイズ
土地の知識に関する説明として正しいものはどれか。
- 旧河道や埋立地は、地盤が安定しており宅地に最も適している
- 台地・段丘は、水はけがよく地盤が安定し宅地に適することが多い
- 盛土した造成地は、切土部分より地震に強く安全である
- 台地は、縁辺部を含めどこでも崖崩れの危険がない
こたえを見る
正解: 2. 台地・段丘は、水はけがよく地盤が安定し宅地に適することが多い
台地・段丘は水はけがよく地盤が安定し宅地に適するのが正解。旧河道・埋立地は宅地に適さない(選択肢1は誤り)。盛土部分は地震に弱い(選択肢3は誤り)。台地でも縁辺部は崖崩れに注意(選択肢4は誤り)。