宅建では、都市計画法や建築基準法以外の諸法令からも1問出ます。『誰の許可か』を横断的に押さえておきましょう。
先生、法令上の制限って、これまで習った法律以外にも出るんですかぁ?
出るの。
諸法令からの出題ね。
細かく覚えるより『その行為に、誰の許可・届出が必要か』の枠組みで押さえるのがコツよ。
代表例です。
森林法の保安林で立木を伐採するには都道府県知事の許可、河川法で河川区域内の土地を占用するには河川管理者の許可、文化財保護法で重要文化財の現状変更には文化庁長官の許可、が必要です。
許可を出す人が、法律ごとに違うんだね。
覚えるの大変そう…
でも多くは『都道府県知事の許可』が基本なの。
そこから外れる例外(文化庁長官・河川管理者・国土交通大臣など)を意識して覚えると効率的よ。
届出でよいものと、許可が必要なものもあるんですよねぇ?
そうなの。
たとえば公有地の拡大の推進に関する法律(公拡法)では、一定の土地を有償で譲渡しようとするとき、あらかじめ都道府県知事等に届け出る仕組みがあるわ。
許可か届出かの区別も問われるの。
細かな数字まで完璧にする必要はありません。
頻出の『保安林=知事の許可』『重要文化財=文化庁長官の許可』などを押さえ、深追いは避けるのが得策です。
多くは知事の許可・例外を意識・許可か届出かを区別、って押さえとこ!
確認クイズ
その他の法令上の制限に関する説明として正しいものはどれか。
- 重要文化財の現状変更には、都道府県知事の許可が必要である
- 保安林で立木を伐採するには、原則として都道府県知事の許可が必要である
- 諸法令の許可権者は、すべて国土交通大臣に統一されている
- 河川区域内の土地の占用には、市町村長の許可が必要である
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正解: 2. 保安林で立木を伐採するには、原則として都道府県知事の許可が必要である
保安林の伐採は原則、都道府県知事の許可が必要が正解。重要文化財の現状変更は文化庁長官の許可(選択肢1は誤り)。許可権者は法令ごとに異なる(選択肢3は誤り)。河川区域内の占用は河川管理者の許可(選択肢4は誤り)。